DPC対象病院の要件を見直すべきか、入院日数やDPC病床割合などに着目して検討―入院医療分科会(1) ICUの「重症患者」受け入れ状況、どのように測定・評価すべきか―入院医療分科会(2) 回復期リハ病棟1・3・5、リハ実績指数の基準値引き上げを検討―中医協総会(2) 看護必要度IとIIとで重症患者割合に大きな乖離、要因を詳しく分析せよ―中医協・基本小委 【2020年度診療報酬改定総点検3】入退院支援加算の人員配置要件を緩和、救急搬送受け入れ件数に着目した新加算! 2020年度診療報酬改定、働き方改革や医療機能の分化・連携強化など推進せよ―中医協・公聴会 看護必要度A1・B3を廃止し、認知症の入院患者対応等を別途評価してはどうか―中医協総会(1) 小児抗菌薬適正使用支援加算、算定対象を3歳以上にも広める一方で算定要件厳格化を模索―中医協総会(2) 精神科関連の診療報酬; 2020年4月改定版 第10章 目次 ; 2020年4月改定版 目次. 重症患者割合の基準値、急性期1:31%、急性期2:28%、急性期3:25%、急性期4:22%で決定―中医協総会(1) 看護必要度の「A1・B3かつ危険行動等」、急性期入院の評価指標としての妥当性で激論―中医協総会(1) 診療報酬で生活習慣病の重症化予防、治療と仕事の両立をどう進めていくか―中医協総会(2) 小規模な急性期一般1で認知症患者が多い背景、回復期リハの実績評価の妥当性など検討を―中医協・基本小委 【2020年度診療報酬改定総点検2】救急搬送患者の特に多い病院のマネジメント体制を評価へ! 緩和ケア病棟入院料を厳格化、「緩和ケアチームによる外来・在宅医療への関与」求めてはどうか―中医協総会(1) ▽「かかりつけ医機能を有する医療機関との連携」の評価新設等の影響を調査・検証する, ▽「かかりつけ医機能を有する医療機関」と「専門医療機関」との機能分化・連携強化に資する評価の在り方について引き続き検討する, ▽地域における質の高い在宅医療と訪問看護の提供体制の確保に資する評価の在り方を引き続き検討する, ▽【オンライン診療料】の見直しや、「オンライン服薬指導の評価」新設に係る影響を調査・検証し、ICTを活用した診療や薬学的管理等の評価の在り方を引き続き検討する, ◆医薬品の適正使用 【入院時支援加算】、人員配置要件を緩和し高点数の上位区分新設へ―中医協総会(2) PT等の配置割合が高い訪問看護ステーション、「機能強化型」の取得を認めない―中医協総会(1) 回復期リハビリ病棟から退棟後の医療提供、どのように評価し推進すべきか―入院医療分科会(3) A項目1点・B項目3点のみ患者、療養病棟で該当患者割合が高いが、急性期の評価指標に相応しいか―入院医療分科会(1) 2022年度の診療報酬改定に向けて、今回の2020年度改定で対応する「働き方改革への診療報酬でのサポート」や、看護必要度をはじめとする「急性期入院医療の評価指標」の在り方や基準値の妥当性など、さらにフォーミュラリの実態などの効果を検証・分析していく必要がある―。, 2月5日に開催された中央社会保険医療協議会・総会で、こういった内容を盛り込んだ「答申書附帯意見」案が了承されました。いわば「2022年度以降の診療報酬改定に向けた宿題」事項です。, 中医協総会では2020年度の次期診療報酬改定に向けた議論を終え、2月7日に予定される次回会合で新点数や新施設基準などに関する答申を行う予定です。, ところで原則として2年に一度行われる診療報酬改定は、「医療現場の課題解決」を大きな目的の1つとしています(このほかに「医療機関等の収益を物価・賃金動向にマッチするように調整したり、新規医療技術の保険適用なども重要な目的となる)。しかし、一回の改定ですべての課題を解決できるわけではありません。また大きな見直しを行った場合には、その後の状況を調べ「改定の意図・趣旨に沿った効果が現れているか」を確認する必要もあります。, このため中医協総会では、新点数などの答申とともに「附帯意見」を表明します。いわば「次期改定に向けた宿題事項の確認」という位置づけです。, ◆全般的事項 (Kコード)に対応する手術基幹コード(STEM7)について【149KB】, クローズアップ厚生労働省一覧. 2019年10月1日に消費税が10%にアップによる診療報酬改定が行われます。改定率は本体:0.41%引き上げ薬価:0.51%引き下げ医療材料:0.03%引き上げ診療報酬全体では0.07%マイナス改定となりました。ちなみに介護は +0.39%です。具体的にはまだまだ不透明ですが、ブロ... リフィル処方については診療報酬改定のたびに議題に上がっていますが、今回も議題に上がってきました。今日はそんなリフィル処方箋についてまとめておきます毎年議論に上がるリフィル処方とは?診療報酬改定のたびに議論に上がるリフィル処方箋とは、受診で発行される処方箋1枚で数ヶ月繰り返し使用が可能な処... Radiotalk(ラジオトーク)を始めたよ。医事ラボの内容が音声で聴けるようになりました。, medical Office researcher Sticker – LINE stickers | LINE STORE, 病院の再来受付機が変更したよ。各部署の固執により失敗。大事なのは患者さん目線でしょう。, https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000193003_00002.html. 救命救急1・3は救命救急2・4と患者像が全く異なる、看護必要度評価をどう考えるべきか―入院医療分科会(2) 病院病棟への「介護福祉士配置とその評価」を正面から検討すべき時期に来ている―入院医療分科会(3) スタッフの8割以上が理学療法士の訪問看護ステーション、健全な姿なのか―中医協総会 <>stream 回復期リハ病棟でのFIM評価、療養病棟での中心静脈栄養実施、適切に行われているか検証を―入院医療分科会(2) CT・MRIの共同利用、医療被曝防止に向けたガイドライン活用などを診療報酬でどう進めるか―中医協総会(2) 「急性期一般2・3への移行」と「看護必要度IIの義務化」を分離して進めてはどうか―入院医療分科会(1) 介護医療院の整備など進め、患者・家族の「退院後の介護不安」解消を図るべき―入院医療分科会(2) 1月10日に中医協総会の資料がアップされました。そこでこれまでの診療報酬改定の議論が整理されました。これでだいぶ方向性は掴めますね。その中でめちゃくちゃ無理ゲー感がある内容がありました。 医療従事者の負担軽減、医師等の働き方改革の推進 患者・国民にとって身近であって、安心・安全... 【消費税増税に伴う診療報酬改定】2019年10月1日から開始です。変更ポイントのまとめ。. 医師の働き方改革、入院基本料や加算の引き上げなどで対応すべきか―中医協総会(2) 大阪透析医会総会(2020/4/4 ) 2020 年診療報酬改定について 1 医療法⼈仁真会 Ⅰ診療報酬改定の概要 2 2020 年診療報郸改定の概要(2019/12/17 ) ・診療報郸本体 +0.55 %(国費 +605 億) ※消費税財源を活用した救急病院における勤務医の働き方改革へ 地域包括ケア病棟の実績評価要件、在宅医療提供の内容に大きな偏り―入院医療分科会(2) 2020年度診療報酬改定に向け、「入院時食事療養費」の引き上げを求める声も―社保審・医療部会 病院で働いている人にとってドキドキで待ち焦がれていた診療報酬改定の詳細が決定されました。, おおまかな概要や改定率などは発表されていましたので、あとは個別にどの部分に落とし込んでくるのかを待つばかりでしたね。, 中央社会保険医療協議会 総会(第451回)(https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000193003_00002.html)で発表されました。自分の働いている病院で必要な部分だけでもしっかりと確認をしておきましょう。, その前に発表された中央社会保険医療協議会 総会(第444回) 議事次第の「これまでの議論の整理(案)」についてと合わせて確認するとスムーズになります。, 診療報酬改定の詳細が決定ですね。ここから一気に忙しくなります。とりあえず週末に読み込んでおきます。https://t.co/93JHpFlWl0, 2020年診療報酬改定の議論の根本部分です。基本方針。今回の診療報酬改定では4本の柱から成り立っています。, 2020年度の診療報酬改定率については全体でマイナス0.46%になります。個別に確認すると, ※ 消費税財源を活用した救急病院における勤務医の働き方改革への特例的な対応 +0.08%, 今回の診療報酬改定は前回2018年度診療報酬改定の内容を基本的に引き継いでおります。, 前回2018年度診療報酬改定は6年に1度の介護報酬との同時改定でした。ここがキーポイントになっているのでズラしてはいけない大事な部分として考えられております。, 団塊の世代が全て75歳以上の高齢者となる2025年に向けた施策である「2025年問題」を解決するために全てが進んでいます。地域包括ケアシステムなんて言われてもいます。, もっと簡単に言ってしまえば、少子高齢化で労働力の減少と財源の不足を補うために頑張っている。と言うことになります。, 取り扱いが難しそうなギャンブル依存症の算定方法や、大問題を引き起こした妊婦加算などニュースになりそうなキワモノたちも多いです。, どの角度から切り込んでいけば良いものかしっかりと読み込んで正しい判断をしていきたいですね。当面はブログネタに困ることはなさそうです。, ドキドキ待ち焦がれていた2020年度診療報酬改定の詳細が出ました。これから忙しくなりますね。とりあえず詳細を読み込んで業務に対応できるようにしていきます。, 勉強会や説明会的なものに参加する人も多いでしょうが自分の担当する部分だけでも勉強してからいくととても効率が良くなります。, 2020年4月診療報酬改定の点数・基準・通知・事務連絡等を完全収載。 医事ラボ「ほんの」も愛用中! オススメ!! 医療事務必須の点数本です。, ほんのが愛用している薬価本です。毎年買っています。今年は綺麗な色です。 多くの病院でも利用されているので安心感もありますね。, 『令和2年4月改定に完全対応! 看護必要度の「A1・B3のみ」等、急性期入院医療の評価指標として妥当か―入院医療分科会(1) 令和2年診療報酬改定につきまして、以下の通り、報告申し上げます。 1)d206 冠攣縮性狭心症の診断における冠攣縮誘発薬物負荷試験 改定結果:600点から800点に増点. 夜間看護体制加算等の「看護師負担軽減」、早出・遅出やIoT導入など効果ある取り組みを―中医協総会(2) 「指定難病」診断に必要な遺伝子検査、一定要件をクリアした53疾患を保険適用―中医協総会(1) オンライン診療、実施指針等と整合するよう施設基準・要件を見直し―中医協総会(2) (この記事は2020年3月29日に作成しています) 救急搬送受け入れ2000件以上で、勤務医負担軽減に取り組む医療機関を【地域医療体制確保加算】で評価―中医協総会(3) 救急搬送患者を極めて多く受け入れる病院、「新たな加算」で評価へ―中医協総会(1) 2020年度診療報酬改定に向けた議論整理、地域医療構想の実現・働き方改革・オンライン診療などで意見対立―中医協総会 紹介状なし外来受診患者からの特別負担徴収義務、地域医療支援病院全般に拡大―中医協総会(1) 「頭蓋内損傷リスクが低い小児、CT推奨しない」等のガイドライン遵守を診療報酬で評価すべきか―中医協総会 400床以上大病院、地域包括ケア病棟の新設は不可、既存病棟でpost acuteへの偏りに制限―中医協総会(2) 慢性腎疾患患者への「腎移植の選択肢もある」などの情報提供を促進せよ―中医協総会(2) 2018年度改定で新設された【急性期一般入院料1】を選択する理由はどこにあるのか―入院医療分科会 4月1日から何が変わるのか? 高額なアレルギー治療薬「ゾレア皮下注」、花粉症への適応拡大踏まえ最適使用推進ガイドライン―中医協総会(3) 【短期滞在手術等基本料3】、下肢静脈瘤手術などは外来実施が相当数を占める―入院医療分科会(4) %PDF-1.7 その結果、日数によって点数が高くなる部分、低くなる部分が生じています。, 注1 調剤基本料1以外を算定する薬局も再来局・手帳の持参有無で点数が変化 薬剤8.0%、材料5.8%の価格乖離、実勢価格改定でどの程度の国庫縮減可能か―中医協総会(2) DPCでは「別個」でも、一般則で「一連」となる入院、【救急医療管理加算】等の算定不可―中医協総会(3) 「働き方改革」への診療報酬でのサポート、人員配置要件緩和を進める方向は固まるが・・・―中医協総会(1) 資源投入量が少なく・在院日数も短いDPC病院、DPC制度を歪めている可能性―入院医療分科会(2) 2020年度診療報酬改定に向け、「医師働き方改革」等のテーマ別や患者の年代別に課題を議論―中医協総会, 中医協・基本小委、支払側が「看護必要度や地域包括ケア病棟などの厳格化」を強く要望 訪問看護ステーションについて. がんゲノム医療の推進に向け、遺伝子パネル検査を6月から保険収載―中医協総会(1) 診療データ提出を小規模病院にも義務化し、急性期病棟にも要介護情報等提出を求めてはどうか―入院医療分科会(3) 総合入院体制加算、「特定行為研修修了看護師」配置の要件化へ―中医協総会(1) 2022年度の診療報酬改定に向けて、今回の2020年度改定で対応する「働き方改革への診療報酬でのサポート」や、看護必要度をはじめとする「急性期入院医療の評価指標」の在り方や基準値の妥当性など、さらにフォーミュラリの実態などの効果を検証・分析していく必要がある―。 2 0 obj (4) 1: 令和2年度診療報酬改定関連通知及び官報掲載事項の一部訂正について: 令和2年3月31日 pdf [12,552kb] 2: 令和2年度診療報酬改定関連通知一部訂正について: 令和2年4月16日 pdf [666kb] 3: 令和2年度診療報酬改定関連通知一部訂正について: 令和2年4月30日 pdf [896kb] 上記4つが2020年度診療報酬改定の基本方針になります。 ここはテストに出るのでしっかり確認しておくように! 診療報酬改定率は全体でマイナス0.46%となります。 次の押さえておくべき必須です。 入院で実施されていない「免疫抑制剤の内服」「膀胱脱手術」など、看護必要度の評価対象から除くべきか―入院医療分科会(1) 有床診、「機能・医療スタッフ配置」評価や「他医療機関等の管理栄養士との連携」評価を―中医協総会(2) 人員及び運営に関する基準. 診療所敷地内で不動産賃貸借関係のある薬局、調剤基本料を引き下げ―中医協総会(3) 2020年度の次期診療報酬改定に向け、急性期一般入院料や看護必要度などを調査―入院医療分科会, 2020年度に「稼働病床数を1割以上削減」した病院、国費で将来の期待利益を補助―厚労省, 医師働き方改革、「新たな医療提供体制に向かうチャンス」の可能性も―社保審・医療部会 地域包括ケア病棟のポスト・アキュート(他急性期病院からの転院)機能については、DPC病棟からの転棟が正しく行われているのかが問題視されています。 在院日数が平均より短い病院のなかには、必要な医療が提供され、かつ在院日数が短い病院がある一方で、急性期医療が必要な状態である患者 … 目次全ページ (638kb) 第10章 「訪問看護療養費」 (訪問看護ステーションが算定する療養費) (1,492kb) Ⅰ. 384. 4月1日から算定を行うのであれば4月20日までに届出を提出する必要があります。 2020年度診療報酬改定、「医師の働き方改革」だけでなく「制度の持続可能性」も重点課題とせよ―社保審・医療保険部会 ※服薬情報等提供料・かかりつけ薬剤師包括管理料は同時に算定できない, 経管投薬支援料:100点(初回のみ)(新設) 「医師の働き方改革」を診療報酬でどうサポートするか、基本方針策定段階でも激論―社保審・医療部会 384. ICU、看護必要度とSOFAスコアを組み合わせた「新たな患者評価指標」を検討せよ―入院医療分科会(2) 皮膚乾燥症にヒルドイドやワセリンのみ処方する場合、保険給付から除外せよ―健保連. 200床以上病院の地域包括ケア病棟、「自院の一般病棟からの転棟」に上限設定―中医協総会(1) 令和2年 診療報酬改定に関するお知らせ . 2. 令和2年度診療報酬改定が施行される2020年4月1日が目前に迫ってまいりました。 ▽医療機関と関係機関との連携の下で提供される医療について、その実態に応じた報酬の在り方を引き続き検討する, 従前の診療報酬改定における附帯意見と類似している部分も多く、医療現場や診療報酬における課題が解決困難出ることを再確認できます。, 入院医療については「入院患者のより適切な評価指標や測定方法」が従前から大きな課題となっており、2018年度の前回診療報酬改定では、「看護配置などの基本部分」と「重症患者受け入れ状況などの実績評価部分」とを組み合わせる体系に大きく見直されました(例えば7対1・10対1→7種類の急性期一般病棟入院料)。, 7対1・10対1の再編・統合(橙色部分)にとどまらず、回復期機能(13対1・15対1・地域包括ケア、回復期リハ、緑色部分)、慢性期機能(療養、灰色の部分)についても入院料の再編・統合が行われる見通し, 実績評価部分の評価指標について、急性期一般では「一般病棟用の重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)が、回復期リハビリ病棟では「リハビリテーション実績指数」が、療養病棟では「医療区分・ADL区分」が用いられていますが、いずれにもさまざまな課題が判明し、修正が行われてきています。, とくに看護必要度については、さまざまな点について「急性期入院医療の必要性をうまく評価するものとなっているのか」という指摘があり、項目や重症患者割合の基準値を見直すとともに、中医協の下部組織「入院医療等の調査・評価分科会」で「急性期入院医療の評価の在り方」そのものの検討も進められています。2022年度以降の診療報酬改定に向けて、どういった議論が行われるのか注視していく必要があります。, ただし、ここで気を付けなければならないのは、看護必要度を含めて「当該病棟等に入院する患者の状態を適切に評価できているかという視点での検討でなければならない」という点です。ともすれば、例えば急性期一般1(旧7対1)について「ベッド数が減少していない。ベッド数減少のために重症患者割合(看護必要度を満たす患者の割合)を厳格化すべき」という議論が行われがちです。確かに、医療保険財政の安定化を考えれば、避けては通れない議論であることは事実です。しかし、本来的には「急性期入院医療における評価指標を確立する」→「急性期入院医療を提供するにふさわしく、必要となる基準値を定める」→「基準値を満たすように各病院が努力を行う」(例えば病診・病病連携の推進による重症患者の確保やダウンサイジングなど)→「基準値を満たせない急性期一般1等は、別の入院料に転換してもらい、結果として急性期一般1のベッド数が適正化される」という流れで議論を進めるべきでしょう。こうした点を踏まえた検討が今後も進められることに期待したいところです。, また「働き方改革」については、とくに勤務医について、2024年4月から「原則として年間の時間外労働時間を960時間以下とし、救急医療機関や研修医などで例外的に1860時間までの時間外労働を可能とする」という改正労働基準法がスタートします。, 各医療機関にとって、この基準を遵守するために労務管理や労働時間短縮に向けた取り組みを徹底することが重要で、2020年度の診療報酬改定では、まず「救急搬送受け入れ件数が2000件以上の病院について、マネジメント改革を支援する」ことになりました。この支援の効果、さらに他病院の取り組み状況などを十分に見極めて、2022年度診療報酬改定での対応(働き方改革に向けた診療報酬での対応としては最後のチャンス)を検討していくことになります。, さらに大病院については、「紹介状なしに外来を受診する患者への特別負担徴収」をどう考えるか、という問題が突き付けられています。2020年度の診療報酬改定では、この定額負担徴収義務を、従前の「特定機能病院および許可病床数400床以上の地域医療支援病院」から「特定機能病院および一般病床200床以上の地域医療支援病院」に拡大することとなりました。, その一方で、安倍晋三内閣総理大臣を議長とする全世代型社会保障検討会議では、定額負担徴収義務を「200床以上の一般病院に拡大する」「金額を引き上げる」「医療保険の負担軽減に資する仕組みとする」などの中間報告が取りまとめられており、今後、社会保障審議会(医療保険部会・医療保険部会)や中医協で具体的な制度設計論議を行うことになっています。医療現場からは「大病院の定義がなく、同じ規模でも地域によってその役割は異なる(地方では200床以上の病院がかかりつけ医機能を担っているところも少なくない)」「そもそも一般病院という区分が存在しない」などの批判が多く、こちらの議論の行方も注意深くウォッチしていくことが重要です(関連記事はこちらとこちらとこちらとこちら)。, また、いわゆるフォーミュラリについても検討課題に盛り込まれている点も重要です。フォーミュラリとは、医療機関等が作成した「医学的妥当性や経済性などを踏まえた医薬品使用方針」のことで、「●●疾患には第1選択としてA医薬品(特定の銘柄や成分)を使用する」といったリストのイメージです。採用医薬品を集約化することで「経営の質」が向上する(医薬品の購入コストを抑えることが可能)ことはもちろん、何よりも「医療の標準化」→「医療の質」向上という大きな効果が期待されます。2020年度診療報酬改定に向けて「特定機能病院におけるフォーミュラリ導入の評価」が検討されましたが、時期尚早との声が強く見送られた格好です。ただし支払側の幸野庄司委員(健康保険組合連合会理事)は「極めて重要である」と強く指摘しており、2022年度以降に向けた宿題事項に盛り込まれています。, かつてEBM(Evidence based Medicine)についても、当初は「医師の裁量権を無視するのか、患者の状態は千差万別である」と大きな反発がありましたが、今や常識となっています。医療の標準化とは「決して画一的な医療を目指すものではない」こと、またフォーミュラリについても「何よりも医療の質向上を目指すもので、結果として経済的な効果も出る」という視点に立ち、科学的根拠に基づいた議論が進められることが期待されます。, なお、支払側の幸野委員は1月31日の前回会合で「皮膚保湿薬(例えばヒルドイドソフトなど)について不適切な処方が少なからずあると考えられる。医薬品の適正使用に向けて、OTC類似医薬品の保険給付の在り方も含めて附帯意見に盛り込み、2020年度以降に向けて議論すべきである」と強く主張していました(関連記事はこちらとこちら)。これに対し、診療側の松本吉郎委員(日本医師会常任理事)は「健康保険組合連合の分析は極めて不十分であり、不適切使用の根拠が明確でない」と反論。, 厚生労働省保険局医療課の森光敬子課長をはじめとする事務局と、田辺国昭会長(東京大学大学院法学政治学研究科教授)との協議で、「医薬品の適正使用推進やOTC類似薬等の保険給付の在り方は、医療保険制度改革に向けた社会保障審議会・医療保険部会でまず議論される。その議論を踏まえて必要に応じて中医協で細部の検討を行う」ことが確認され、今般の附帯意見には盛り込まれていません。, 少子高齢化の進展や高度医療技術の開発に伴い、医療保険制度の維持がさらに難しくなっていく中では、医薬品に限らず「保険給付の在り方」そのものをまず医療保険部会で検討することが順序として先です。決して「中医協で議論を行わない」「中医協を軽視する」ものではない点には留意が必要です。, こうした附帯意見に沿い、今後の中医協で必要な調査・検証(例えば結果検証調査や、入院医療分科会の特別調査)の設計などが行われます。, 医療機関間の双方向の情報提供促進に向け、【診療情報提供料(III)】を新設―中医協総会(2)