逆にそういう作品が苦手で、純粋にミステリー作品を楽しみたい! そんな人のために、この記事ではネタバレ全開で『渇き。』の疑問点を、映画のあらすじ順に物語を徹底解説することで解消していきます。本作の何がヤバいのか、これを読めば分かるはず! この記事はネタバレ情報を含みます。未鑑賞の人は注意してください。, 妻と離婚、そして娘の加奈子からも見放され、現在は荒んだ生活を送っている元刑事の藤島昭和(役所広司)。そんなある日、突然失踪した加奈子(小松菜奈)の捜索を妻から依頼された彼は、独自に調査を開始します。 激戦の末に何とか勝利した藤島でしたが、愛川の車のトランクにはチョウの死体が。やりすぎを咎められたことで、愛川はチョウを殺していたのでした。, そして加奈子のいるホテルにたどり着いた瀬岡も、結局は彼女を殺すことができず、潜んでいた愛川に殺害されました。ここで緒方も自分が殺したと加奈子は瀬岡に話しますが、これまでの情報をまとめると辻褄が合いません。 すぐに分かりますが、この男は妻の不倫現場を発見したことで怒り狂っている藤島ですね。そして、突然舞台は8か月後の夏に飛び、コンビニで惨殺事件が起きた様子が描かれます。 できれば先に原作の『果てしなき渇き』を読んでおけば良かったです。 恋人であった緒方を死に追いやった松永とチョウに近づき、彼らの信頼を得たところで組織を裏切り壊滅させました。この点だけを見ると加奈子が正義のように思えますが、チョウに信頼されるために、周りの人物を闇の世界に引き込み、破滅させたのも事実です。 真相を知った藤島は、東を拉致して雪が降り積もる冬山へと連れていきます。彼女に死体を掘り起こさせようとする藤島でしたが、彼女が強く反抗するため、結局は自分で掘ることに。 裏の顔は恐ろしく、とんでもない犯罪に手を染めていたのです・・・。, 可奈子が、ある児童売春組織に関わっていることを知った藤島。 瀬岡の物語はここで終わり、藤島サイドへ。現場に到着した浅井は、不祥事を隠ぺいするために愛川を自殺に見せかけ射殺します。 実力派の役者陣が一癖も二癖もあるキャラクターを演じます。 復讐のためならどんな手段も厭わないというブレーキの壊れっぷりは、父親である藤島の自己中心的な性格を受け継いだといえるかもしれません。原作では描かれている彼女の人物像も映画では省略されているため、より狂った面が強調されることになりました。, 時系列の交差に加えて、登場人物のほとんどが頭のネジが外れているため、『渇き。』という作品は一度見ただけでは非常に分かりにくい内容になっています。しかし、ストーリーが難解というよりは、共感できるキャラクターがほぼいないという点が本作のヤバい理由でしょう。 のネタバレに触れているので気をつけて! ※今回の記事は、非常に適当なことしか書いていないので、詳細が知りたい方はカゲヒナタさんの感想や、破壊屋さんのこの記事やこの記事やこの記事、あと映画評論家の町山智浩さんの超タメになるムダ話をチェックすると良いですぞ! しかし、森下が加奈子を恐れていることが分かります。その後も加奈子の通っていた神経科の辻村(國村隼)という医師や彼女の中学時代の同級生グループと会い、少しずつ娘のことを知っていく藤島。 権力者たちを脅すためにチョウは彼らの売春写真を集めていましたが、加奈子がその写真を本人たちに送り付けたことで、組織は崩壊。松永も、彼女に利用されていると分かっていながら協力してしまったという訳ですね。 そんな中、妻から加奈子の失踪を知らされた藤島は、彼女の部屋を漁り薬物を発見。加奈子が薬物関連の事件に巻き込まれたと考えますが、実際には彼女が薬を使って友人たちを支配していたことが後に分かります。 しっかりと集中して見れば、ほとんどのシナリオ上の謎の答えは作中で明かされていることが分かります。それでも藤島をはじめとする登場人物の壊れた心情を理解することは、不可能ではないでしょうか? 悪の道に引き連れ込まれてしまったということでした。 ・・・犯人は、可奈子の学校の担任の東という女性です。, 犯行の動機は、東の娘が可奈子によって、 2014年に公開され、激しい賛否両論を巻き起こした中島哲也監督の『渇き。』。この記事では、本作の難解なストーリーをあらすじ順に分かり易く徹底解説し、一体何がヤバいのかについて分析してみました。, 『下妻物語』や『告白』など、多くの話題作を手掛けてきた中島哲也監督が2014年に発表した映画『渇き。』。ベストセラーとなったサスペンス小説『果てしなき渇き』を実写化した本作は、2014年の邦画を代表する作品となりました。 加奈子に復讐しようとする瀬岡でしたが、遠藤たちに車に連れ込まれて脅されるなど、どこまでも酷い目に。しかし、もはやまともな状態ではなくなっていた彼は、遠藤のアパートに向かい彼女を襲います。, 瀬岡サイドがクライマックスに進む中、藤島サイドも更にヒートアップ。辻村を拷問し、加奈子がチョウという闇組織のボスと繋がっていたことを聞きだした藤島でしたが、同時に彼は自分がかつて加奈子に乱暴したことを思い出します。 キャラクター:☆☆ 自殺した緒方との思い出の場所だったと語る彼女ですが、このシーンで緒方が彼女にとって特別な人であったことが示されます。そこで再度時間は現在へと戻り、藤島が中学時代の加奈子の担任であった東(中谷美紀)を訪ねている場面に。 殺し屋としては有能だったものの、あまりに限度を知らないために抹殺の対象になった愛川。藤島は愛川の妻と子供を人質にして、デパートの屋上に彼を呼び出します。 『グロい映像も全然OK!』という方にとっては、面白い映画になるかもしれません。 つまり、加奈子の発言は嘘である、もしくは別の意味があると考えられますが、この映画版ではあえて曖昧にされています。加奈子のこのセリフは原作にはなく、より彼女の狂気に焦点を当てた映画版ならではの追加要素です。 実は緒方は、松永によって売春組織の餌食になったことが原因で自殺したのでした。松永やチョウに加奈子が近付いたのは、親密だった緒方の復讐のためです。 ストーリー、映像共にかなりグロテスクな作品のため、R-15指定です。 音楽    :☆☆☆ ここで、藤島がクリスマスイブに妻の不倫相手を半殺しにし、それが原因で刑事を辞めたことが明かされ、冒頭のシーンが何だったのかが判明。そして舞台は再び3年前に移り、松永が瀬岡へのいじめを止めさせたという出来事が語られます。 豪華キャストの演技やスタイリッシュな演出、そしてハードな作風が評価された一方で、時系列のシャッフルやスピーディーな展開についていけない人も続出。難解で意味が分からなかったという意見も数多く見られました。 そして中学2年の時、加奈子と親しくしていた緒方という少年が自殺していたという情報を得ます。さらには遠藤(二階堂ふみ)と松永(高杉真宙)という不良の話題も出てきて、事件はより複雑になっていきます。, 藤島が手掛かりを掴んでいく中、再び3年前に場面は展開。屋上で瀬岡がいじめられている所にやって来て、いじめグループを追い払う加奈子。 一体自分の娘は何をしていたのか、そしてどこに行ったのか。捜査を続ける中、事件の裏側にあった巨大な闇と藤島の陰惨な過去も明かされていき、物語は思いがけないクライマックスへ……。, 加奈子の失踪事件が発生する8か月前のクリスマスイブの出来事が、本作のオープニング。いきなり男が罵声を発するシーンとクリスマスイブの様子が交互に映し出され、冒頭から観客を混乱させます。 誰にでも優しく、頭も良かった可奈子。しかしそれは表の顔。 殺された3人は後に加奈子と繋がりがあったと判明しますが、この時点では何も分かっていませんね。事件の第一発見者である藤島は、かつての部下であった浅井(妻夫木聡)から事情聴取を受けますが、彼自身はこの事件には関係ありません。, 事情聴取が終わり、藤島の荒んだ生活の描写がされます。この場面から作中でしばしば登場する不動産会社のCMは、藤島が求める幸せな家族への渇望を表現しているといえるでしょう。 すぐ後で説明されるように、松永に瀬岡を助けさせたのは加奈子ですが、このことからも、加奈子の希望を叶えてやるほど松永が彼女に惹かれていたことが分かります。, そんな松永の居場所を掴むために彼の実家を訪れる藤島。強引に松永の母親を恫喝しますが、彼女も松永とはほとんど絶縁しているという状態でした。 可奈子が埋められている場所を聞き出します。 彼女は、長野を含む多くの人を瀬岡のように陥れて利用していたのでした。そして、生前の緒方の記憶から、瀬岡は彼も自分と同じ目に遭ったのだと想像します。 可奈子はどんな犯罪に手を染めていたのか?一体誰が可奈子の命を奪ったのか? そっちに気が取られてしまって、あまりストーリーに集中できませんでした。 グロさ   :☆☆☆☆ 悪趣味極まりなかったです。ここまで来ると、グロさも芸術に思えてきます。 あまりにも生々しくて気分が悪くなるシーンも満載でした。, 耳をカッターで切られるシーンとか、男が男に襲われるシーンとか、 深町秋生の作品『果てしなき渇き』の映画版です。 中島哲也監督により、2014年に映像化されました。, 役所広司、小松菜奈、妻夫木聡、中谷美紀、オダギリジョーなど、 『渇き。』の感想や評価についてです。, 第3回『このミステリーがすごい!』の大賞に選ばれた、 心身ともにボロボロになりながらも、加奈子への歪んだ感情に突き動かされながら掘り続ける藤島。 世界観も独特なため、好き嫌いがはっきり分かれる作品だと思います。, 成績優秀で容姿端麗の可奈子という女子高生が、 見ていて目を背けたくなるシーンや、 可奈子が雪山の中に埋められていることを知った藤島は、 徐々に真相が明るみになっていくのは面白いです。, ただ、グロテスクな映像やぶっ飛んだ映像が続くため、 その姿は、完全に狂気に取り憑かれていました。, 物語をまとめてきましたが、結局の所、加奈子は緒方の復讐をするために動いていたと考えられます。 その事実を知った東は、復習として可奈子の命を奪いました。, 自分の娘が殺されたことを知った藤島は東を拉致し、 ©Copyright2020 映画のネタバレ&感想日記!.All Rights Reserved. そういうのが苦手な方は観ないほうが良いですし、 『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『告白』などを手がけた、 観終わった後に、なんかグロくて残酷な映画だったな。という感想しか残らなかったです。, 登場人物も多く、物語も二転三転する話なので、 東の娘は、可奈子の巧みな話術によって、児童売春組織で働かされていたのです。 両親は離婚し、家庭でも問題を抱えていました。可奈子の父親であり、 『渇き。』の感想や評価についてです。 ストーリーのあらすじや、結末のネタバレもまとめてみました! 渇き。とは? 第3回『このミステリーがすごい!』の大賞に選ばれた、 深町秋生の作品『果てしなき渇き』の映画版です。 元警察官の藤島は、行方不明になった可奈子を探し出そうと、一人で捜査を始めます。, 藤島は捜査を進めるうちに、自分の娘がある犯罪組織に関わっていおり、 僕は妻と一緒に観ましたが、観終わった後に不快感ばかりが残りました。, 行方不明になった可奈子はどこに行ったのか? 可奈子はその犯罪が引き金となって、既に命を落としていました。 真相を聞き出した瀬岡は、遠藤の顔をカッターで傷付けてから、加奈子の元に向かいます。, ここで再び現在。咲山に愛川(オダギリジョー)というチョウの部下の抹殺を命じられた藤島は、加奈子の身の安全を条件に承諾します。 総合点数  :☆☆, 当ブログにお越しいただき、どうもありがとうございます!管理人のユタカです。29歳のサラリーマンで、妻と一緒によく映画を観ています。特に、アクション映画が好きですね☆このブログでは、僕や妻が今まで観てきた映画の感想や、あらすじなんかをまとめていきます。少しでも皆さんに楽しんでもらえて、役立つ情報をお届けできれば幸いです。よろしくお願いします。. 愛川は警察官でありながら邪魔者を消す暗殺者として、チョウの下で働いていたのでした。売春組織のカメラマンをしていた小山、そして加奈子の友人だった長野を口封じのために殺したのは愛川です。 映画「渇き。」のあらすじや原作の感想を秒速で紹介していきます。原作の小説が衝撃的な内容だったので、映画化を楽しみにしている人は多いんじゃないでしょうか。この記事では、できるだけ早くわかりやすく「渇き。 その後も松永の捜索を続け、ついに彼を発見する藤島でしたが、突然松永の仲間に襲われ拉致されてしまいます。しかし、今度は松永たちが別のグループに襲撃され、藤島は何とか助かりました。 一体誰が可奈子を亡き者にしたのでしょうか? ここでは加奈子から彼を誘惑したような描かれ方がされていますが、実際のところは曖昧になっており、映画では真実は明かされません。記憶が蘇り混乱する中、再びヤクザに拉致される藤島。 と、ミステリーの要素がふんだんに散りばめられているので、 この手のストーリーを映画にするとゴチャゴチャになってしまいます。 笑えないグロはただのグロだ 中島哲也監督が好きで、新作「渇き。」を見るために原作を読みました。 「果てしなき渇き」 深町秋生 感想 - やりやすいことから少しずつ 昨日読み終わり、今日映画を見に行ってきました。 映画『渇き。』公式サイト あー、こっちもヘビーだなあ! そうすれば、もう少しスムーズに話が理解できたと思いますし、 そこで、咲山(青木崇高)というヤクザのリーダーから瀕死の松永を見せつけられます。加奈子に惚れてしまった松永は、彼女のためにチョウを裏切って写真を盗み出したことで、ヤクザに捕まったのでした。, なぜ加奈子が写真を盗み出したのかは、再び挿入される瀬岡サイドで語られます。遠藤のアパートで、彼女をカッターで拷問しながら真実を知ろうとする瀬岡。 今日はミステリー小説『果てしなき渇き』の映画版、 可奈子を見つけるため、スコップで永遠と雪山を掘り返すのでした・・・。, ストーリーも映像も、全体的にかなりグロテスクです。 ぶっちゃけ内容が難しくて、あんまりストーリーは覚えていません。, 僕は映画の『渇き。』から観てしまいましたが、 という方は、映画よりも原作を読んだほうが良いと思います。, ストーリー :☆☆ ある日行方をくらまして消息不明となります。可奈子は学校では優等生でしたが、 ところが彼女に会うためにパーティーへ来た彼はそこで薬を飲まされ、男たちに犯されてしまいます。このことがきっかけで、瀬岡の人生は大きく狂わされてしまいました。 2014年に公開され、激しい賛否両論を巻き起こした中島哲也監督の『渇き。』。この記事では、本作の難解なストーリーをあらすじ順に分かり易く徹底解説し、一体何がヤバいのかについて分析してみました。 物語と、出会おう。 [ シアター ] ciatr シアター. 現場に到着した浅井からも説明される通り、松永たちを襲ったのは彼らと敵対しているヤクザです。つまり、加奈子のために組織を裏切った松永をヤクザが襲撃し、そこに偶然藤島が巻き込まれたという形になりますね。, ここで再び3年前に戻ります。いじめから解放され、加奈子から松永たちも参加するパーティーに誘われた瀬岡。 その隙に逃走した藤島が向かったのは……。, 藤島が最後に辿り着いたのは、加奈子の元担任である東でした。実は加奈子が自分の娘にも売春させていたことを知った東は、加奈子を衝動的に殺害し、山奥に埋めていたのです。 すると、突然3年前に遡り、瀬岡といういじめられっ子の少年視点の物語がスタート。自分に優しく接してくれる同級生の加奈子に彼が惹かれていることが描かれ、そこで再び現在に舞台は戻ります。, 加奈子の捜索を続ける藤島は、彼女の友人だった森下(橋本愛)と長野(森川葵)という2人の女子高生に話を聞きます。長野が薬物中毒だと感じ取った藤島でしたが、結局聞き取りは上手くいかず。 東は、加奈子が緒方の死に苦しんでいたこと、そして彼女が松永や遠藤たちと交流を持っていたことを藤島に話します。藤島は松永たちが加奈子を巻き込んだと考え、東に詰め寄りますが、後に分かる通り実際は加奈子が自ら松永に近付いたというのが真相です。, 松永という少年が事件に大きく関わっていると踏んだ藤島。さらに浅井から、コンビニで殺された3人の内の1人である小山という男が、松永と共にヤクザの下で薬を売っていたと聞かされます。 重大な情報を握っているらしい長野に会いに行った藤島でしたが、すでに彼女は惨殺されていました。, 藤島は、彼女に託された鍵を使ってとあるロッカーから写真を手に入れます。それは、警察関係者を含む多くの権力者が買春をしているところを映した写真でした。 渇き(2009年韓国)の紹介:エミール・ゾラの小説「テレーズ・ラカン」をベースとした、敬虔で救済に命を捧げたはずの神父が意図せず吸血鬼と化したことから、奔放な女性と恋に落ち、苦悩し堕ちていく様を描いた、恋愛・ホラー映画です。監督は「オールド・ボーイ」「復讐者に憐れみを」などで知られるパク ・チャヌク。第62回カンヌ国際映画祭審査員賞、モントリオール・ファンタジア映画祭最優秀アジア映画ブロンズ賞など多くの賞を受賞した作品です。, 神父サンヒョン(ソン・ガンホ)、幸福韓服店店主ラ夫人(キム・ヘスク)、その息子ガンウ(シン・ハギュン)、その妻テジュ(キム・オクビン)、盲目の老神父(パク・イナン)、ラ夫人の麻雀仲間元署長スンデ(ソン・ヨンチャン)、同じくダムの環境課長ヨンド(オ・ダルス)、同じくその妻イブリン(CabralMercedes Cabral)など。, ①エマニュエル・ウィルスの被験者になったサンヒョンは、バンパイアになった。正体を隠して神父を続けるサンヒョンに、若い女性テジュが接近、夫・ガンウ殺害をもちかける。